紅茶を淹れるものだと思っていましたが、、、
コーヒービジネスを正式に始める前に、ハワイ島のコーヒー農家を訪問して回りました。
ケアウ、マウンテンビュー、コナ、そしてカウ。
その時に現地のコーヒー農家さんがコーヒーを淹れてくれたのですが、全員がフレンチプレスを使っていました。
当時の私の拙い知識は、「フレンチプレス=紅茶を淹れるもの」。
なんでコーヒーに使っているのか?当時はとても不思議でした。
その後、フレンチプレスはヨーロッパで、コーヒーを飲むための道具として開発されたということを知りました。
起源については、フランスかイタリアか議論があるそうですが、フランス人がコーヒーをこすために、“金属製の小さい穴の開いたもの”をイタリア人から買って使ったところから始まっているようです。
園オーナーのジョンももちろんフレンチプレス派です。
紙のフィルターを使えば、コーヒーのアロマともいえるコーヒーオイルが紙に吸収されてしまい、もったいないからだと言います。
このコーヒーのオイルを一緒に飲むことによって、コクが出て味もまろやかになるのだそう。
コーヒーの生産地や種類、そして焙煎の仕方などによって、それぞれ美味しい淹れ方がありますので一概には「コーヒーはフレンチプレスで淹れた方が良い」と断定は出来ません。
ですが、カウコーヒーはフレンチプレスで淹れることをお勧めいたします。
フレンチプレス、実はあなたの家にすでにあるのではないでしょうか?
最後にフレンチプレスの洗いかたですが、網の部分は取り外しが出来るようになっています。
取り外さない時は十分にすすいで網の間のコーヒーかすを取って下さい。
コーヒーカスの再利用法については別の活レポで取り上げます。
本体の部分は、私は通販で買ったキッチンクロスを使って手入れしています。
ソフトで傷をつけず、汚れが良くおちます。洗剤は使わず熱めのお湯で十分にすすいでいます。
フレンチプレスはもはや、私のキッチンの主役になっています。