カウコーヒーの自然農法とは
カウコーヒーの自然農法とは、土の分析・白い粘土のスプレー・ピーナッツ科の下草・ミツバチの自然受粉によって、化学肥料に頼らずコーヒーを育てる栽培法です。
どれもジョンが長年の試行錯誤の上でたどり着いた、人にも自然にも優しい栽培技術です。
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「カウコーヒー」として味の確立された豆を、こだわりを持って進化させた
「カウコーヒー」として味の確立されたコーヒー豆を、ジョンはハワイの豊かさを生かした自然農法によって進化させました。コーヒー畑では常に土の成分や酸度を分析し、栽培過程では粘土散布や益虫放散により自然の力を利用し、化学肥料に頼らない栄養剤を使用しています。
自然農法では、何を、何のためにしているのか?
| 手法 | 目的 | 内容 |
|---|---|---|
| 土の成分・酸度の分析 | 化学肥料に頼らない栄養管理 | コーヒー畑の土の成分や酸度を常に分析し、化学肥料に頼らない栄養剤を使う |
| クレイ(白い粘土)のスプレー | 害虫コーヒービードルの対策 | 化学肥料ではなく、白い色の粘土を葉に散布する |
| ピーナッツ科の下草 | 雑草よけ・水はけ・窒素の供給 | 黄色い花をつける植物を樹の根元に植え、余分な雨水を吸わせ、根から窒素を送る |
| 養蜂場のミツバチ | コーヒーの花の自然受粉 | 農園に養蜂場を備え、花をひとつひとつ自然受粉させる |
4つの手法はすべて現行「こだわり」ページと投稿「雑草ではない!コーヒーの樹の根本にある下草の役割」の記載です。収穫後の「セミウォッシュド製法」は自然農法の続きとして「収穫から一杯まで」のページで解説します。

クレイ(粘土)スプレーを使った害虫対策
コーヒー栽培の天敵はコーヒービードルという害虫で、その対策として化学肥料ではなく、白い色の粘土を葉に散布しています。

ピーナッツ科の植物を下草に使った水はけ対策
コーヒー畑の樹の間を覆う黄色い花の植物は、雑草ではなく、ジョンが農園の敷地の一部で増やして樹の根元に植えている特別な植物です。正式名称は「Perennial peanut」。ピーナッツの種類の植物ですが、ナッツを取るためのものではありません。
目的の一つは、コーヒーの樹の根を守ることです。コーヒーの樹は雨水が溜まった状態では根が傷みやすくなります。この草が余計な雨水を吸い、土を常にちょうどよい湿度に保ちます。さらにこの草の根から窒素が地中に送られ、コーヒーの樹を健康にします。雑草よけの効果もあります。
この発想は、ジョンがコーヒー栽培に携わる前に酪農をしていたとき、この草を食べた牛の状態から学んだものです。カウ地区のすべての農家が行っているわけではありませんが、ジョンは他の農園にも「こうしたらいいよ」と知識をシェアしています。
養蜂場を備えたミツバチによる受粉
コーヒーの花をひとつひとつ全て自然受粉させるために、ジョンの農園は養蜂場を備えています。動画では、農園のミツバチと計測タワーの様子をご覧いただけます。
農薬・化学薬品について
ジョンのコーヒーの樹には一切農薬は使われていません(投稿「まさしく魔法!コーヒーの樹からお茶ができる?」より)。収穫は手摘みで、赤く熟したチェリーのみを摘み取ります。ハワイの真っ青な空から降り注ぐ太陽を浴びて育ったカウコーヒーの樹と、化学薬品を一切使わずに育てた自然農法の赤いチェリー。その種子がコーヒー豆になります(投稿「コーヒー「豆」は実は「種」だった!」より)。
収穫後のこだわり ― セミウォッシュド製法へ
収穫後もジョンのこだわりは続き、果肉の粘着質を残したまま精製する「セミウォッシュド製法」で、カウコーヒー独特の香りと甘みが浸透したコーヒー豆を作り出しています。
コーヒーの樹には、さくらんぼに似た真っ赤なコーヒーチェリーがなります。ここから種であるコーヒー豆を取り出す際、チェリーの果肉はウォッシュド製法で全て洗い流してしまうのが普通です。ところが、その種の周りの果肉にこそ、自然の甘みと旨みが含まれています。工程の詳細は収穫から一杯までをご覧ください。
よくあるご質問
カウコーヒーとは何ですか?
コーヒー豆はどのように保存すればよいですか?
自然農法のカウコーヒーを味わう
このページの要点
- カウコーヒーの自然農法は4つの手法です。土の成分・酸度の分析、コーヒービードル対策の白い粘土スプレー、ピーナッツ科の下草(雑草よけ・水はけ・窒素)、養蜂場のミツバチによる自然受粉。
- ジョンのコーヒーの樹には農薬を一切使わず、赤く熟したチェリーだけを手摘みで収穫します。
- 収穫後は果肉の粘着質を残す「セミウォッシュド製法」で、カウコーヒー独特の香りと甘みを豆に浸透させます。






